FSP

RFM分析は顧客の切捨てが目的です。 現在多くの食品スーパーで実施されているポイントカードですが ほとんどの企業で間違ったFSPを実施されています  コストだけ掛けて まったく生かされていません

顧客囲い込みをし チェリ-ピッカーは排除し、ランクに応じた差別化をしていこう・・・など企業側の都合のいい発想で実施されています
何の為?誰の為のFSPかよく考えて欲しい。
言葉では 顧客第一、いい商品をより安く、安心・安全で鮮度のいい商品を売っていこうと どこの企業も言われます

実態はどうでしょうか? 売上を伸ばせ、利益を上げろ、在庫を減らせ、ロスを減らせ、など日々飛び交っている言葉です すべて現象の一部を見て対応を要求しています

もっと顧客に目を向けて欲しいものです
お店が売りたい商品を置いていませんか?
お客様が買いたい商品を置いていますか?
買いたい気持ちにさせていますか?
欲しい時に欲しい商品がお店にあるのでしょうか?
顧客を理解せずに商売している食品スーパーがたくさんあります

高級なこだわり商品も結構ですが 顧客の望むものを品揃えして欲しいものです

売上が低迷している食品業界ですが まだ伸びる可能性は沢山あります 企業の自己満足を辞め  本当の意味で顧客優先の買い場を考えていただきたい

FSPを実施し購買分析をすると 自社の品揃えと顧客の期待とのギャップが明確になります
チラシも効果の薄い事が分ります 販売促進経費はもっと顧客の為に使うべきです チラシ経費より安価で済みます

高額な基幹システムを構築されるより、はるかに改善が期待できる”顧客の為のFSP”を構築される方が    食品スーパー経営において必須条件ではないでしょうか。